母の認知症のブログ始めます 老人ホームを探す前のお話

老人ホーム-2 母のこと

2023年の11月に母は
老人ホームへ入りました。

この記事では
それ以前の母の状態とか
どういったいきさつやタイミングで
老人ホームに入ることになったかというところを
簡単に説明したいと思います。

老人ホーム自体
種類が多くあり
身体状況や経済状況によって
選ぶ施設も変わってきます。

私自身の考えとしては
どんなに年をとっても
家で生活ができるのであれば
終身、住みなれた我が家で過ごすのが
一番だとは思っています。

母も認知症がなければ
家で過ごせたのでは?
と今でも思っています。

ですのでこのブログは
認知症がある前提での
老人ホーム探しのお話
になります。

まずは母が施設に入る前の
身体的状況や経済状況の面から
お話していきたいと思います。

施設に入る以前の
母の身体状況や経済状況

母は
昭和16年生まれ(2025年現在84歳)
30歳の時に地方公務員になり
定年まで勤め、70歳くらいまで
図書館で嘱託社員として務めていました。

体は丈夫な方で
50代の時に子宮筋腫の手術を
受けた以外は大きな病気もなく
元気に過ごしていました。

見た目はずっと少し太めの母でした
(今はすっかり痩せてしまってます)

公務員として働いていましたので
退職金や年金もそれなりに
ある方だと思います
(後に父が搾取していたことが分かる(-_-;)

お金に関しての執着がなく
通帳やハンコなど
全て父が管理していて
使われ放題でした。

それでもなんとか
施設に入れるぐらいの貯金が残っていたのと
月々の年金でこれからのことを考えようと
なったのが

2023年秋のことです。

母はボケてる?認知症?
家族の誰もが分からないまま過ごした時間

母は基本的に父と一軒家に暮らしていて
独り身の弟(50代)が
寝る時だけ帰ってくるという生活

兄(50代)は東京で暮らしていて
出張時などに実家に帰ってきて
泊まっていっていました。

娘の私(50代)は月に1、2度
母とランチなどをして
父の愚痴を聞いていました
(↑毎回だいたい同じ話)

弟や兄からこの頃
お袋のボケがひどい、
という話を聞くようになって
そのことで兄や弟が母を怒鳴りつける
ことが増えていきました。

その頃母を外へ連れ出すために
1泊2日の温泉旅行へ二人で
出かけることになり
久しぶりに長い時間
母と過ごすことになりました。

そして想像以上に母の
認知症状は進んでいました。
その時に感じた母の異変は

・とにかくずっと喋っている
・朝食の時間は何時かを何度も聞く
・同じ話を何度も何度もする

このことで母がだいぶ変わってしまった
こと、そして一緒にいることが
とても疲れることに気づきました。

だからと言って何ができるか
この時は分からず

病院に行くほどでもない?
薬を飲むべきなのか
誰かに相談するべきなのか

そんなことを悶々と考えてた気がします

母は認知症なのか、はっきりしないまま要介護の生活がスタート

母には介護が必要だと思ったのか
しばらくして父が段取りを取って
母にはいつの間にか
要介護1という介護認定がついていました。

今後の母のお話がしたいと
生き生きセンターというところから連絡があり
実家で母と父、私と担当者の方で
簡単な面談をしました。

次はケアマネージャを交えて
担当者会議がありますと

日付や時間を決めて解散となりました。

認知症状がひどくなっていく
母の生活に第3者が加わってくれたことに
ちょっとホッとして
担当者会議の日を迎えました。

仕事の合間をぬって
実家に行くと玄関前に
生き生きセンターの担当者の方と
ケアマネージャーさんらしき
人が待っていました。

何度も呼び鈴は押したけど
誰も出てこないとのこと。

鍵を開けて中に入ると
母はパジャマのままベッドに
(↑完璧に今日のことを忘れている)
横たわっていて父は不在。

父に電話してみると
今日の担当者会議のことを
全く覚えてなくて
出先だから帰ってこれないらしい。

これは母もだけど
父もだいぶ認知症状は進んでるな
と感じた出来事でした。

認知症疑いのまま
新しい生活が始まる

担当者会議で話し合われたことは
母の認知症状がなるべく
進まない生活へ変えていくこと

今現状、困っていることがあれば
介護サービスでまかなっていきましょう
ということでした。

母はこの頃
韓流ドラマにハマっていて
レンタルビデオを借りてきて
時間があればずっと見ていました。

↑この習慣からベッドに
横たわることが増えていったように
思えます。

この生活習慣を少し活動的にするために
デイサービスを始めましょう、とのこと。

まずは週に1、2度のデイサービス

それから料理ができなくなった
と母が言うので

宅配弁当を一週間頼んでみましょう
と言う話に。

しばらくは大丈夫かな?
と思っていたのですが

宅配弁当はまずいという
父の一存で3日ほどで解約

デイサービスは楽しかったと
母から聞いていたのですが
2回目から行かなくなったらしい。

理由は色々と言っていたけど
私がこれが原因では?と思ったのは
デイサービスに行く準備が
できなかったのかなと。

デイサービスはお風呂まで入って
帰ってくるので
着替えやタオル、シャンプーリンス
などひととおりお泊まりセットみたいな
ものが必要で毎回旅行並の準備が必要

色々と買い揃えて1回目の準備は
一緒にして、次回からは一人で大丈夫と
言っていたので安心していました。

でも普通の人でもけっこうめんどくさい
準備を認知症の母ができるわけもなく
行けない状態だったのだと思います。

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